本ブログ108稿目です。
類天疱瘡(水疱症)の症例です。
類天疱瘡(水疱症)は、はっきりした原因無しに皮膚に水疱が出来る病気です。
血液中に自分の皮膚の基底膜部に対する自己抗体が出来て、皮膚のつながりが悪くなり水分が漏れて水疱を作ります。
基底膜とは皮膚を作る表皮と真皮の間にある膜です。
この基底膜の接着因子のヘミデスモソームの構成タンパク質(BP230とBP180)に対する抗体が出来ます。
IgG抗体が結合することで皮膚が傷害されます。
(参照:https://www.dermatol.or.jp/qa/qa15/q01.html)
この病気は、内臓の病気と関係することもあります。
血液検査で疑われた場合は、診療科の連携が期待出来る総合病院に紹介させて頂きます。
これは、太ももに出来た水疱です。
この様に緊満性の水疱を作ります。
大学病院の皮膚生検で、類天疱瘡が確認され、治療されることになりました。
基礎疾患も有り、慎重に治療して下さった様でした。
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